だって後者はパッケージを見て「強そう!」って見えなきゃいけないわけで。
ゲームやマンガのラスボスは見た目は強く見えなくてもいい。
だって、強さを表現する方法がほかに存在するし、「強そうに見えないのに強い!」のギャップは強さを引き立たせるから。
例:フリーザ最終形態。
一寸法師の理屈。「一寸なのにつえー!」っていう。
マンガでも、背の低い星矢が大男のカシオスを倒せば「小さいのに大きい奴よりつえー!」ってなる。
(どうも日本文化での考えで、欧米では強そうで強いのが良いようだが…。アクション映画の主人公とかさ。…マトリクスは日本文化の影響?)
龍騎サバイブは龍騎より強そうに見えるし、龍騎ブランクは龍騎より弱そうに見える。
妥当。
前々からCGはあったけど最近ディケイドの最終(?)フォームのスーツでのバレが出て、「あーこいつつえー(ように見える)」と思った。
こういうの重要っすね。
見て一発で意味がわかって、どうやってもディケイドより強く見える。
かっこいいかっこわるいの話になるとスゲーめんどくさいのでパス。
デザインの押しつけ力というかプレッシャーというか、モチーフの意味をわかりやすく表現しつつ受け手にインパクトを与えればいいわけで。
例:顔面に「火」って書いてある和風ヒーローとか、顔面に割れた桃が配置されてる桃太郎モチーフヒーローとか。
新幹線のロボットで新幹線のモチーフがしっかり見えるとか、建設重機のロボットで肩にでかいクレーンやショベルがあるとか。
ただかっこいいヒーローならでっかい剣を持ってて、膝とか肘とかが尖ってて、胸に獅子や龍や鳥のエンブレムか◆や●のクリスタルがあって、羽やマントをバサーってやってればいいんじゃないのー。
おいおい、グッジョブすぎやしないか?
TX(テレビ東京)系の、TVH(テレビ北海道)。
三連休で毎日昼からBTTF(バック・トゥ・ザ・フューチャー)をやってたんですよ。
全国的にやってると思ったら、実はTVHのみだからグッジョブと言わざるを得ない。
地デジ画質(フルハイビジョンではないかも)で、もちろん吹き替えは三ツ矢版!!
たぶんカットもされてないような…。
全部録画しておけばよかった。
整合性のなさや、目的と目的の達成をわかりやすくするためのあからさまな嘘(消える写真の被写体や書類の文字)はやはり気になるものの、ユーモア溢れるタイムトラベルアドベンチャーの傑作であることに揺るぎ無し。
未来や過去で同じようなシーンを繰り返して、その相似性も相違性も面白い。
「こんなもの誰が着せたんだ」「(過去の)あんただよ」等、誰かを馬鹿にしたら実はそれが未来や過去の自分自身というやりとりも面白い。
「突っ込む」「突っ込まない」「突っ込むけど引きずらない」の使いわけが絶妙。
BTTFに限らず、こういう企画は連休のたびにやってほしい!
と思ったものの、連続性が面白く連続で見るからこそ面白いシリーズ映画というのはなかなか無いので、他の映画ではなかなかできないかも。
ただ1・2・3~と続けるだけになってしまう。
シリーズ・連続ものは物語で繋がっていても、前述の相似性や相違性の面白さが全編に散りばめられている作品はあまりない。
それはあくまでタイムトラベルの性質から行える事であって、普通の作品では行うに行いない。
BTTF最高!!
(勝手に皆さんが「相棒」を見ている前提で話をスタートですよ。多少ネタバレ配慮。)
泣いたけど。
そりゃ泣いたけど。
◆ひっかかる点。
・卒業してやることって特命係を…警察官をやめてまでやることなの?この国の正義を守るのじゃ駄目なの?右京さんの相棒は代替が利かないし、この国も不正だらけだよ?
・卒業理由と今回の事件は一切関係無し。
・卒業理由とこれまでのシリーズでの出来事は関係なし。
・卒業理由はほんの3ヵ月前の出来事(第7シーズン1・2話)がきっかけ。決定が早すぎね?決定は右京さんに相談してからじゃね?
・警察を辞めることを告げてから辞めるまでがやたら超スピードじゃね?
・今後右京さんひとりで今まで通りに事が進んでしまうと、官房長の「特命係を動かしているのは亀山薫」の台詞が今後生きない。
・官房長の「杉下右京の正義は暴走するよ。君も気を付けた方が良い」という台詞が生きないまま亀山卒業。亀山が右京さんの暴走を抑えることも、右京さんの暴走で亀山がペナルティを受けることも、何もなし。
◆これなら納得。
・右京さんの正義を亀山が貫いたためにペナルティを被る、または自身の正義を貫いた右京さんを庇って特命係からいなくなる。(官房長の台詞が生きる。)
確かに今回のエピソードでは右京さんを信じて違法行為をしながら事件解決に尽力したわけだけど、それは卒業に一切関係ない。
事件解決の後に警察をやめなければならない理由ができた後に、その後の身の振り方としてああするんじゃいけなかったんだろうか。
・亀山がいなくなったことで特命係が旧来どおりに機能しなくなる。(これも官房長の台詞が生きる。)
でも、事件が解決しなきゃお話にならないんだよね。
亀山がいない所為で躓いて解決が遅れたり?
亀山卒業という重大なエピソードをスペシャルでやらないのもよくわかりません。元日スペシャルで渡哲也とか出されても。